タ イ 北 部 と ベ ト ナ ム を 巡 る 41 |
|
|
|
|||||
1.シンツーリストでバス乗り場変更してもらう ホテルの窓から海岸と反対の方を見ると、白っぽい砂山がありその奥は赤っぽい砂漠になっている。この辺り一帯は広大な砂漠地帯だ。大通りからここまでの道も砂だらけだった。 ![]() ![]() しかも、すぐ前には高級っぽいSwiss Village があり、路線バス以外の長距離バスも停まって乗せていた。そこは都合よく道幅も広くなっている。 ヘムから海岸通りに出る。近くにみやげ物の漆器や民芸品を売る店がある。ガラス張りになっていて店内の商品が通りからでもよく見えるようにしてある。エンドに並んでいるのベトナム女性の人形がきれいなのだ。飛行機で壊れないなら買って帰りたいと思う。かつて娘が駐在していた天津で泥人形を買った。これがかなり有名な人形で、泥と言っても土で作った可愛い人形。 ![]() ![]() 海がすぐ近くまで迫っている場所まで来ると、おじさんが通りで車に手を挙げていた。いつも夕方から本格的になるのだが、予算達成率が悪いのか、こんな昼間からやっている。 おじさんはタクシーを止めているのではなく、助けを求めているのでもない。客を呼び込むシーフードレストランのおじさんだ。車が減速すると急いで運転手と交渉するのだ。 夕方になるとこの通りには一斉におじさんたちが並び、手を挙げて車の客を呼び込む。ここはそんなシーフードの店がいっぱい ![]() ![]() この海岸通りまで砂漠が迫っている場所がある。椰子の木のすぐ近くに砂山が見える。リゾートホテルは海岸が必要だから海側に立地し、砂漠側には小さなホテルやゲストハウスがある。私がいるのは勿論、さ・ば・く。外国人を多く見かけるのはスイスビレッジの辺りで、アクセサリーやみやげ物の店が並んでいる。なぜかロシア語の看板が多い地域だ。 4kmばかり歩いてシンカフェに着いた。カウンターで事情を説明すると、登録を変更してくれた。スイスビレッジでOKだ。チケットに、Pick up at SwissVillage と書き込んでくれた。到着は30~40分となっている。 2.久しぶりにスイティエン(Suôi Tiên )を歩く 大きな木の日陰にある食堂に入った。おばさんとおじさんがやっている店だが、調理はおばさんが担当している。今日のお勧めは肉の塊を揚げたものみたいだ。隣の席でもそれを食べていた。栄養バランスでも考えたかのように、何やら少しづついろんな物をぶっかけてある。この店はビジネスマンの客が多いようだ。 ![]() ![]() スイティエンの入り口にある小さな橋に着いた。駐車場の方からもこの橋の袂からも降りられるようになっている。以前来た時は人が少なく自由に辺りで遊んだが、今日は日曜日で観光客がやたらと多そうだ。 靴下を脱いで水に入るとチョッと冷たくて心地よい。靴を提げて上流へ歩いて行くと傘をさした一行がいた。その先にもいっぱい歩いている人たちがいる。だらだらスピードを合わせて歩くのだが、途中で引き返す事にした。2度目なので新鮮味がないし、いかにも観光らしくて嫌だ。 ![]() ![]() 海岸通りまで戻った後、椰子林の中を歩いて海岸に出た。椰子の下を歩く時はいつも椰子の実が気になってしまう。あれに直撃されたらひとたまりもない。この海岸はリゾートホテルのある辺りとは違って、漁民が漁をしている場所だ。海岸にはお椀の舟や漁具が置かれている。まん丸いお椀の舟はかつて竹で作られていたのに、今では殆どプラスチックになっている。 海岸は多くのゴミで汚れていた。観光客がやって来る場所ではないにしろ、どうにかならないものかと思う。 季節がくればカーコムを運ぶこれらの舟でいっぱいになるのだろうが、今日は数隻しか出ていない。小さな網で魚を獲っているようだ。 ここから東側、ムイネー村寄りにヌックマム通りがある。ヌックマム屋さんがいっぱい並んでいて、手造りの極上ヌックマムが手に入る。窒素成分が多く(40°N)しかも一番搾り、これに限る。 3.ガソリン給油機が何ともおもしろい 道端のガソリンスタンドで給油しているのをしばらく見ていた。何とも面白い。よく瓶とかPETボトルでも売られているが、ガソリンスタンドなのでやはりこれ位の装置は必要だ。ノンラーを被ったおばさんが作業をしていた。 ![]() このガソリン販売機は車輪が付いた移動式だ。シリンダーの横にハンドルが付いていて、井戸水を汲む ![]() 思いっきりアナログの世界だが、アメリカでもレンタカーを借りて返す時、燃料のメーターを見て書類に同じような矢印で記入していた。ガソリン税が安くガソリンそのものも安い時代は適当でよかったのだろう。私は殆ど満タンにして返却していたが。 こんな光景っていつまで見られるのだろう。ホーチミン市ではそろそろ地下鉄が走るような時代になっている。 4.バイクタクシーでホテル近くまで戻る 砂浜をだいぶ歩いた。ムイネー村が真正面に見える場所までやって来た。海岸通りが海辺に近づき切り立っている所だ。もう少し先に行けば高台から多くの漁船が見渡せるが、今日はここまでにしよう。 大通りに出て、道端の店に入ったら、おじさんたちが集っていた。飲み物を買ってしばらく休憩した。 ![]() ![]() 降りたのは、スイスビレッジの少し手前、U-mart の前だ。またこの店でチョッと買い物をしてから帰る。なぜこの店かと言うと、チョッとだけコンビニっぽい感じがするからだ。商品数は少ないが、女の子がそれなりに頑張っている。 歩き疲れたので、夕食まで部屋に戻る事にした。再び窓を全開にして風を入れた。 ![]() ![]() この海岸通りは夜になるとめっきり交通量が減ってしまう。外灯は少しだけ設置されてはいるが、辺りはチョッとした暗闇になる。そんな中を白人観光客がぶらぶら歩いている。 私は果物屋でドラゴンフルーツを買った。明日は移動日なので早々に切り上げホテルへ帰った。 Topへ 前へ ◀ ▶ 次へ |
|