タ イ 北 部 と ベ ト ナ ム を 巡 る 24 |
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1.街歩きはパホンヨーティン通り(国道1号)を西へ 特に予定のない日。取りあえず国道1号線を西へ歩いてみる事にした。自分が分かる範囲内、どこまで行ってもソンテオのルート内であれば楽に戻れる筈だ。 ホテルから路地を抜け国道1号に出て歩いて行く。小高い山はまるで冬枯れの様相だ。気温は37℃にもなるが雨が降らないとこんなになってしまう。幹線国道は大型トラックや商用車が殆どで歩くような所ではなさそうだ。 ![]() ![]() しばらく行くと下り勾配になっていて、左側には警察関係の施設、右側にテスコ・ロータスが見えてきた。もうこれは入るしかないと思ったのだが、この国道1号線(パホンヨーティン通り)は中央分離帯が高いコンクリートの壁になっている。これはどう考えても飛び越せないだろう。すぐ横にテスコが見えているのに行かれない。車はと言えば、かなり先のUターン場所で曲がっている。車はいいが徒歩ではあそこまで行って横切るのは遠すぎる。車優先の社会を作ってしまうとこんな弊害が起こる。タイの国道はこのUターンの場所が数キロごとに設置されている。日本ではあまり見かけない標識だ。 ![]() ![]() やっとUターンの場所まで来たが、こことて人が渡れるようにはなっていない。タイミングを計って急いで走るのだ。テスコが見えてからぐるりと回って、1kmも歩いただろうか、やっと入り口まできた。高床になったバス停のすぐ横には赤いパラソルが立っていてバイクタクシーの詰所になっている。赤色のソンテオが何度もクラクションを鳴らしながら通り過ぎて行く。乗る客を探しながら走っているのだ。これがインドネシアとかスリランカのバスとなると少し違う。後方のドアを開けっ放しにして大声で叫びながら走る。客がいれば速度を落として、走りながら手で引っ張り上げる。 2.テスコ・ロータスで休憩する 大して歩いてはいないが暑さで疲れた。テスコの中は随分涼しい。規模は小さいがショッピングセンターになっていて専門店が何店も入っていた。 奥の方にあるフードコートへ行った。真新しい店内。白いテーブルとおしゃれなイスがいっぱい並んでいる。床もピカピカでアメリカの店などと比べても何ら差がない。渥美先生のペガサスセミナーでテストに出ましたね。クリンネスとクリンリネスの違い。アメリカのチェーンストアの概念で。 ただ市街地や市場の食堂とのギャップの大きさを感じてしまう。タイでは、食べながら要ら ![]() ![]() 11時30分ちょうど、お昼時で客が集まりかけているところだ。スティーム鶏ご飯を注文した。スープは付いていたがご飯がやたらと少ない。チリソースをかけて食べた。12時を過ぎるとさすがに混んできた。あまり美味しそうなメニューは無かったが涼しいので客が集まるのだろう。服装も普段着ではなくチョットだけおしゃれに見えた。買い物客以外の人もここに来ているようだ。リファンドで50B戻してもらった。テスコのフードコートはビッグCより少し劣るようだ。 ![]() ![]() さて、どこに行くのだろうか。市街地の方へは向いているが行き先は知らない。この町は市街地を国道が囲み、逆三角形のようになっているのだが、その底辺の真ん中辺りで降りた。と言うかこの場所でしばらく休憩が入るようで、道端で停まったまま動かなくなったのだ。運転手のおじさんはどっかへ行ってしまった。 商店を覗きながら117号線へ曲がり、バスターミナルの方へ歩いてみた。この通りにも大きな赤い『もち』の看板があちこちにかかっているのを見かけた。 バスターミナルに着いたが、ここにいても暑いだけなので黄色に乗った。何かに乗っていれば風に吹かれて涼しい。ベトナム・ホーチミン市だと1番のチョロン線が快適で、涼むために乗ったりする。 ソンテオはとっとこ市場の方へ向かって走り出した。 3.ソンテオで再びの市場へ 勝手の分かる市場の近くで降りた。 ぶらっと通りを歩いていると大きな寺院に出た。『Wat Photharam』、地図で確認するとそんな名前の寺院だった。境内は広場 ![]() ![]() 通りに出ると今度は自然に足が川の方へ向いている。また土手まで行って堤防に座りチャオプラヤー川の源流を眺めていた。 川の合流する三角地帯にチャオプラヤー川源流のモニュメントが置かれているようなのだが、ここからだとあの白い橋を渡って歩いて行くしかない。あの中州で写真を撮っている人が見えるが近くにバイクが停まっているようだ。 最先端の場所でおじさんが釣りをしていた。ここから渡船で行った向かい側の村には大きな寺院が2か所見える。 ![]() ![]() 市場の辺りをぶらぶらした後は、再び 7-Eleven前で黄色のソンテオに乗ってボーコーソーへ戻った。 新しくソンテオについて分かったのが、同じ色でもラインの入ったのがある事だ。どこかで分岐しているのではないだろうか。赤に白線、青に白線等だが、これを極めようとすると更に何日も滞在する必要がある。 4.国道1号線、歩道上の露店で食事 歩いてホテルまで帰った。ホテルの前の路地にもソンテオは走っているのだが、ルートがよく分からない。どのホテルでも、市内バスや鉄道、それにソンテオ等の情報は殆ど持っていない。どこかへ行こうとするとすぐタクシーを勧めてくる。簡単なのだろうがリベートでも入っているかも知れない。 ![]() ![]() ![]() ![]() センレックは普通の味だった。50B払った。 ガソリンスタンドに併設されているセブンイレブンで、豆乳飲料とパンを買った。私の定番はタロイモ餡のパンだが、今回のはパンダン・カスタードクリーム入りのパンだ。パンダンリーフは緑のハーブで菓子やケーキによく使われるようだ。 このホテルのシャワールームに付いているシャンプーとボディーソープが全く分からなかった。タイ語で書かれていて、ボタンを押せばどちらも同じような液体が出てくる。泡立ちまで同じなのだ。私は自分のものを使っていたので、敢えてこんな分かり難いものは使わなかったが、タイ語だけで表示してあるのはどうかと思う。 Topへ 前へ ◀ ▶ 次へ |
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