タ イ 北 部 と ベ ト ナ ム を 巡 る 31 |
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1.ホテル近くから赤バス3番でチャトゥチャックへ この辺りはキング・タクシン橋が建設された時かBTSが敷設された時かに再開発されたようで、このホテルの前にあるビルは新しく高さも制限されているようだ。このビル群に続く住宅地の方も趣のある家並が続いている。大通りから路地を入って行くと狭く旧来の住宅地なのだが、通りに面してはかなりきれいな街並みだ。 ![]() ![]() このバス停からは、[3,7,84,172,177 ]と[3,76,84,105,167]のバスが来るようになっているが、頻度や時間帯の運行本数は全く分からない。タイ語が読めないのでこの2種類に区分されているのも何だか分からない。 赤バスが6.5バーツで、白、青、ピンク、オレンジの窓開きが9バーツのようだと自分なりに結論づけた。バンコクのバスは不思議な事が多すぎる。車掌が来ない時は無料バスとして運行されている。その車掌はと言えば座席に座ったままだ。 まあ適当に乗ってどこにでも行けるのだからあまり難しく考えないでおこう。 ![]() ![]() 踏切でバスが停まった。手動式だから、かなり長い間止めておくようで、いつまでもカンカン鳴っている。 BTSのモーチット駅前で降りた。もう少し、そんな駅名だ。他にもBTSには、ナーナー駅は呼ばれているみたいだし、エカマエ駅は駅前と間違える。ウタイターニー、歌いたいの?カラオケ店にでもいるようだ。 このBTSとMRTの駅があるチャトゥチャックは、市内バス乗り場としてかなりの発着が多い。戦勝記念塔のロータリー前と並び大きなバスターミナルになっている。空港リムジンバスもここにやって来る便利な場所だ。 チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットは今日は開いていない。オートーコーに行くのでチョッと近道のつもりで中を横切って歩いた。市場内は暗く人の気配もない。ただ周囲の通路は植木市のようになっている。 2.チャトゥチャックで寄り道し『オートーコー』へ ガンペーン・ペッ大通りを横切って市場エリアに入る。塀に囲まれ、入り口として数か所のゲートがありガードマンがいた。 オートーコー(OR TOR KOR MARKET)はタイ農協が運営している市場で、品質、衛生管理が行き届いたレベルの高い市場だ。男性を意味しない。 ![]() ![]() 販売員の女性も街の市場とはかなり違っている、みんなお化粧していてきれいに見えるのだ。 歩いていると、売り場から「買って!」と声をかけられる。広い構内には店がいっぱい並んでいるが、農産物はこの時期のものだから、どの店もよく似た品揃えになっている。その中で私はビワのような果物が気になっていた。今までの町でも見かけたが、この市場は陳列量が凄いのだ。新鮮できれい、とっても美味しそうに見える。ただ販売単位が大きすぎてチョッと買えない。安いものなら捨てればいいが、それがかなり高いのだ。 ![]() ![]() 惣菜がいっぱい並んだ店の向かい側には軽食や飲み物のカウンターが並んでいる。その間にステンレスのテーブルが置いてあって、辺りはイートインコーナーになっていた。 私は美味しそうなおかずがいっぱい並んでいる店で、肉じゃがのような料理と野菜を煮たものを選んだ。これはうまい。醤油にナンプラーだから、特別な香辛料が入っていなければ日本の煮物とそう変わらない味になっている。 このコーナーの奥にもう一か所、同じようなテーブルを置いた食事する場所があり、そちらの方がチョッとだけ食堂っぽい感じがした。ここだと前を人が通るが、奥の方はそんな心配がないし、料理別のカウンターがあるフードコートになっていた。 ![]() ![]() チャトゥチャック・マーケットの中へ、MRT『Kamphaeng Phet 駅』乗り場側の入り口から入った。平日なので休みなのだが、パイナップルの屋台や植木鉢、根っこを縄で縛った大きな樹木など、周囲の道路では植木市のような迫力で観葉植物が売られていた。 そして芝生と池のある公園の中を横切り、チャトゥチャックのバス停へ向かった。 3.ドンムアン空港でたっぷりの時間を持て余す このバス停は途切れなくどんどんバスが入ってくる。その中で黄色29番を見つけて乗った。このエアコンバスはドンムアン空港の前を通る路線だ。直接空港へ行くなら、『A1』バスの方が便利だが、私のように少し冒険心がある人は路線バスが面白い。 ![]() ![]() この大通りには歩道が無い。鉄道のレールの向こう側は新線の高架工事中だった。その下が工事車両が通るような砂利道だ。仕方なく鞄を引きながら歩くのだが、車が通る度に砂埃がいっぱい舞い上がる。バス停1つ違いでもこんな事になってしまう。 駅の陸橋を通ってターミナルビルに入った。この時がまだ13時40分だ。私のホーチミン行きのチケットは19時40分になっている。 ![]() ![]() しばらく待合所で座っていたが、外の食堂街へ行ってみる事にした。この空港はスワンナプーム空港とは違ってこれと言った店が無い。 再び陸橋を渡り、ドンムアン駅と正面のアマリホテルへの通路を渡る。駅舎の反対側へ下りて行くと、粗末な造りの食堂街がある。一度そこで食事をした事があるのだが、行ってみるとかなり廃れてしまっていた。どうも入る気にはなれない。 ![]() ![]() 待合所のイスを転々と移動した。ブログの更新をして、ベトナムの本を読んで、タブレットで旅の記事を読む。予備バッテリーで充電もした。 それでやっと17時頃になって、バゲッジドロップを済ませ、イミグレーションを通った。 エアアジアは1階の待合所からバスでの出発となるのだが、19時40分なのに20時頃になってしまった。これが到着地で電車やバスに乗るようだとこの程度でもハラハラする。以前K.L.に中国国際航空で行った時は2時間以上遅れ、電車はなくなっていた。 4.夜のホーチミン着、すぐ歩いてホテルへ イミグレーションではベトナムを出国するエアアジアの予約票を見せた。普段は言われないと出さないが、前の人が要求されていたのだ。出国の航空券を持っていると入国できる。「ベトナムは初めてか」「行き先はどこか」と聞かれた。入国ビザを心配しているのだろうか。昨年のスタンプを指さしたらOK してくれた。 マレーシアとベトナムは入国カードを書かなくても良いから手続きは簡単だ。ただ、ホテルではパスポートを預けなければならないし、地区の公安が足取りをチェックしているように思う。 ![]() ![]() さて部屋に戻ると、今度はあさってのホテルを予約しなければならない。明日はバンメトートまでの夜行バスに乗るとして、あさってからのホテルが必要なのだ。 バスがバンメトートのどの辺りに着くかは分からないが、とにかく町の中心地に近い場所で探してみた。そして『Eden Hotel』に決めた。確定キーを押して予約が完了した。 Topへ 前へ ◀ ▶ 次へ |
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