タ イ 北 部 と ベ ト ナ ム を 巡 る 7 |
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1.歩いてアーケード・バスターミナルへ チェンラーイまでは3時間位だしホテルの場所も知っているので、今日は全く急ぐ必要がない。それでも9時過ぎにはチェックアウトした。殆どの旅行者はこの距離を歩かないと思うが、私は平気で歩く。ケーオナワラート通りをピン川の手前からアーケード・バスターミナルまで3kmほどだ。この通りにもソンテオはいくらでも走ってはいるが、あまり慣れていないのでつい歩いてしまう。 ![]() ![]() どれも美味しそうに見えるが、素人には見分けが難しい。時々激辛にやられてしまう。 クイティアオの店もあるが、さすがにこちらは奥にテーブルが並んでいる。 しばらく歩いて、やっと赤いソンテオが路地から出てきた所に『BUS TERMINAL 2』の案内板が見えた。そして角を曲がるとグリーンバスが走ってきた。 2.グリーンバスのチケットカウンターは番号札で整理していた バスターミナルで時刻表をチェックした。チェンラーイ方面は 10:30、11:00、11:30 になっていた。タイ北部ではグリーンバスが信頼されているようで、このチケットカウンターにいっぱい集まってくる。切符を買うのに窓口への順番があり、整理券で管理している。銀行の待合札のようなものだ。 ![]() ![]() しばらく待って窓口に行くと、チェンラーイ行きは11時30分だと言われた。それでOKするしかない。切符もレシートのような簡単なもの。11時30分のチェンラーイ行き、何とシートは最前列1Dをくれた。 チェンラーイ方面はもっと向こうのゴールデントライアングル行きもあった。チェンコーンやメーサイ行きもあるみたいだ。 隣のオレンジのカウンターにはウドンターニー、コーンケン、ウボンラーチャターニーなどもある。会社別のカウンターはここ ![]() ![]() しばらく時間がある。ターミナル内をぶらぶらしていた。売店は何か所もあるがコンビニ程度だ。 今は必要ないが、手荷物預り所もある。『Left-Luggage-Room』と書かれた黄色とブルーのカウンターだ。6:30~21:00まで、21Bになっている。 11時30分のバスはプラットホームが20と21番になっている。乗り場に行ってみると、このベンチでもいっぱい待っていた。21番にチェンコーン行きが入って来た。チェンラーイ方面の時刻表でも行き先はいろいろで、このバスもチェンラーイは通る筈だ。 チェンラーイにはバスターミナルが2か所あって、以前は市街地より手前にある第2ターミナルで降ろされた事もあったようだが、今は全て第1ターミナルまで行ってくれるようだ。 3.グリーンバスはチェンマイから山道を進む 11時30分のバスはフロントガラスに、チェンマイ~チェンラーイ~チェンセーンと表示されていた。チェンラーイ行きではないのだ。 チェンマイを出ると山道が続く。深い山の中は坂道や急カーブの連続だ。ただこの山道を抜けてしまえば大平原になる。地図を見ても峠を何度か越えるようになっている。 ![]() ![]() この休憩所から先は平坦な地形が続き、道路に沿って民家が建ち並ぶようになる。奥には広い緑の農地が広がっている。バスは真っすぐな道路を進んで行く。 運転手はと言えば車掌の女性とすっかり話し込んでいる様子だ。それでも所々で降りる人がいる。私の隣にいたお兄さんも途中どこかの町で降りていった。 チェンラーイの第2ターミナルで停まり何人かが降りた。さすがにトゥクトゥクが横並びで何台も停まっている。待合所のベンチは閑散としていた。ここから出るバスもあるようだが、主要路線は第1まで行くので、地元の人と乗り継ぎの人しか降りないと思う。 このターミナルを過ぎると町らしくなってきた。バスは広い国道から市街地の道路を通るようになった。 4.チェンラーイのバスターミナルは改築中 しばらくして、鉄筋がむき出しになっている広い工事現場の横に着いた。何とこの市街地にある第1ターミナルは今工事中だったのだ。同じ場所に建てるようで、バス乗り場は隅の方へ追いやられていた。チケットカウンターも仮住まいだ。 ![]() ![]() すぐ隣はナイトバザールの会場になっているので、昼間はテントの販売台や平台などが無造作に置かれている。 お腹が空いたので、ホテルに入る前に、時計塔の横にある食堂へ行く事にした。この辺りは食べ物の店が集っている地域で、惣菜の店が食堂を兼ねている。私は、チェンラーイの食事はここに限ると思っているのだ。 変わった名物料理は何度も食べられない。家庭料理のような惣菜屋さんがあれば滞在が楽だ。 ![]() ![]() B2ホテルは、前回泊まった宿の近くで、いつもこのホテルの前を通っていた。そこには時々野良犬がいて嫌な思いをした。それで今度はこのB2にしようと考えていたのだ。チェックインするとデポジットを200B要求された。 部屋はそれなりにきれいで明るい。 5.チェンラーイのナイトバザールでは昆虫たちがお皿の上に しばらく部屋で休んだ後、ナイトバザールに出かける。外に出るともうすっかり暗くなっていた。この町は信号はそう多くはないが、バスターミナルまでに1か所ある。この辺りでは通行人は殆ど見かけない。 バスターミナルに隣接した会場は明るく電球に照らされていた。ナイトマーケットの商品はどこもよく似たものだが、チェンラ ![]() ![]() テニスコート程の広場にテーブルをいっぱい並べ、周りを食べ物の屋台に囲まれたフードコートのような場所がある。私も滞在中はよく来るが、満席になるような事もなく、何でも食べられる便利な場所だ。 ここで一番人気は鍋だ。予めセットされた具材を買うと器具を貸してくれるので、テーブルで調理しながら食べる。テーブルを囲んで家族とか友人との鍋パーティーのようだ。独りでは全く楽しくないので私はこのメニューを試した事がない。 ![]() ![]() ここは揚げ物も多く、セットされたものをパックにし並べてある。 今日はここで食べずにあの食堂へ再び行く事にした。「また来たの?」と言われそうだが、実は同じような店が2軒並んでいるので、隣へ行けば大丈夫なのだ。味とかメニューも多少違っている筈だから、自分に合った店を選べばいいのだが、私は未だそこまでは通っていない。今晩のメニューはこれだ。 食事を終えて帰路につくと、この大通りに立っている大きな時計塔が、明るく照らされ黄金に光っていた。 Topへ 前へ ◀ ▶ 次へ |
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