蘇州・無錫・紹興・上海を巡る旅   
蘇州麺はテスコの東呉面館から
第2日目 7月22日

1. 蘇州麺は東呉面館の燜肉面からスタート

お昼頃になって3人でテスコへ出かける事にした。カルフールも近いが、今日は東呉面館の入っているテスコの方へ。TESCOはタイではよく見かけた。イギリスのチェーンストアで、ハイパー業態を得意としアジア各国にも多く展開している。ただ日本市場は難しいようで、カルフールに続き撤退するみたいだ。
東呉面館は、テスコの、大通りに面した側に入り口があった。この旅で初の蘇州麺の店だ。
店内へ入るとすぐカウンターがあり、ここで注文をし支払いを済ませる。レシートを貰って奥の方のテーブルへ座る。落ち着いた感じの内装になっていて、ちょっとラーメンを食べに来た、と言うような雰囲気ではない。かと言ってメニュー表を見てもそんなに高くはないのだけれど。
私は東呉燜肉面なるものを注文していた。出てきたのは、麺の上にちょこっとチャーシューを置いた、見た目には随分と素朴な拉麺だった。未だメニュー表が殆ど理解できていない。
分かっているのは、トッピングの種類が多いと言う事だ。スープとか麺に特徴を持たせるのではなく、トッピングで味の種類を作るようだ。
その分メニュー数は多いが、トッピングする具材の名前違いが殆どのようだ。その中に単と双がある。日本のラーメン屋だと、特にチャ-シューを増やした、チャーシュー麺とか以外は、店の方でトッピングは決めるのが普通だ。
色んな素材を加えて麺料理を楽しむ。この多彩なメニューはどう理解すればいいのだろう。
それにこれらの店は、製麺所系の讃岐うどんのように、営業時間が短いみたいなのだ。2時3時には終わってしまう店が多いそうだ。
レシートも面白い。面1元、燜肉5.5元の合計で6.5元となっている。他のを見ると、面1元、牛肉11元、青菜1元とかだ。何と、麺って1元なんだ。
出てきた燜肉面、麺はストレートの細めんで、どかっと固まりで入っている感じ、味的には日本のラーメンとは別物で素麺に近いように思った。スープは醤油味のしっかりした味だ。燜肉面とMOUSE は言っても、チャーシューにはあまり存在感がなかった。
色んな店でいろいろなメニューをたくさん食べてみないとコメントが難しい。全体的にはうまいと思う。
この東呉面館は店構えが立派で名店のようだが、いたる所にチェーン店があって、どこででも食べられる面館だ。


2. CoCoの珍珠奶茶(タピオカミルクティ)にハマる

ショッピングセンターの、中通路の方へ出た。少し歩くと、CoCoがあった。タピオカミルクティが美味しいらしい。かつて日本でもナタデココの後、タピオカ飲料が流行した時期があった。
珍珠奶茶(タピオカミルクティ)を注文した。
上面をきっちりシールしたカップに太いストローを刺してある。氷が入っていないから、しっかりこれだけの量を飲まないといけない。
黒い粒のタピオカは、もちもちしていてとっても食感がいい。それにたっぷり入っているのだ。ミルクティーの味も最高にうまい。何だかこれだけでもお腹がいっぱいになってしまいそうだ。
この店、他にもメニューは豊富だが、私はこれが気に入った。これはハマってしまう味だ。
外は暑いから、特にこの冷たい飲料が美味しく感じられる。
ただ、寒い時期には温かくしたのも美味しいそうだ。
珍珠奶茶を飲みながら、この通路のベンチをさがした。

このSCのテナントはそう多くはないが、飲食店もあり、ちょっと立ち寄るには良い規模だ。
食料品売り場が見たくなり、上の階へ。スロープをオートウォークに乗って上った。そんなにも広くないし、ゴンドラ数も多くはなかった。私は青果コーナーとか生菓子類のコーナーにも興味があった。
月餅がガラスの陳列棚に何種類も並んでいて美味しそうだ。ただ日付が全体で表示されており、個々のがちょっと心配だ。製造日が新しいのも無かった。全種類買ってみたいとも思ったのだが。やはり作っている店にしよう。月餅は天津からのお土産にもらって、色んな種類のものを食べ、とても美味しかった記憶があるのだ。

青果コーナーの方へ行くと、何だかワゴンを取り囲むような人の群れが。従業員が作業台車に載った大きなビニール袋から、今入荷したばかりのような、枝も葉もいっぱい付いたライチを出して、ワゴンに放り込んでいたのだ。お客はあれこれと目で確かめながら競争で袋に入れていた。
これは買わなくっちゃ。みんなが満足そうに散って行った後、従業員が続いて補充するのを待って、きれいなのを選んで袋に詰めた。


3. 中国銀行で両替をする

帰り道、近くにある商店街、淮海街を通ってみた。日本料理店がやたらと多い。看板がカタカナで表示されていたり、日本料理と書いてある店もある。スナックとかもたくさんあるし、日本風の焼き肉店もあった。
近くに日系企業も多いみたいだ。ただ、以前、日本人が大きな事件を起こした事もあったとか。海外に赴任して働く時の、寂しさや難しさもあるのだろう。

両替をしようと思っていたので、近くの中国銀行へ寄る事にした。今回は多少の元を持っていたので、レートの悪い(手数料が高い)空港では両替していなかったのだ。
大通りをしばらく歩くと、小さい店舗だが中国銀行があった。そして.”両替”と書いてある。
空港では書いた事のないような書類に記入し窓口へ持って行った。このところの円高の流れでレートは悪くない。元は12.0円近辺だ。
夕食は全員揃ったところで大通りに面したレストランへ。中国料理のアラカルトをごちそうしてもらった。どの料理を食べても美味しい。中国でいるのを実感する。





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MOUSE 東呉面館の注文&售票処のカウンター、入り口にある。ここで注文と支払いを済ませておく。後ろには大きいメニューボードがある。













テスコのショッピングセンター内にあるCoCoの店。珍珠奶茶(ZhenzhuNaicha)にハマってしまう。















スナックとか日本料理店がたくさん並んでいる淮海街の通り。