メ コ ン の 流 れ と と も に 13 |
|
|
|
|||||
1.タラート・サオ3階のフードコートでゆっくり 朝、PCでパクセーのホテル、Mely2Hotel(US$10)を予約した。予定がほぼ決まったので明日の予約を入れた。そのホテルで2泊しようと思っていたのだが1泊分しか取れなかった。パクセー2泊、サワンナケート1泊位のつもりだった。あまり早くベトナムに入ると、『ビザなし15日以内』、に抵触する。 ビエンチャンからパクセーまでのバスは、未だ決まっていないが、少し早くバスターミナルへ行って買えば大丈夫だろうと思っている。夜行バスのつもりなので、朝にパクセーへ着く予定だ。 ![]() ![]() ゲストハウスで荷物をまとめていると、腕時計が見当たらない。あちこち探したがどこにもない。ベッドを動かしてみたら、壁との隙間に落ちていた。洗濯物が湿っぽく、少しドライヤーをかけてみる。 10時40分にチェックアウトした。 サームセンタイ通りを東へ歩いたのだが、なかなかタラート・サオが見えてこない。かなり歩いて気がついた。途中からクービエン通りへ曲がらないといけなかったのを、ぼーと歩いてたのだ。ワット・シームアンの所まで来てしまっていた。 日差しが強い中、タラート・サオまで引き返した。今日は荷物を持っているから何かと動きづらい。 ![]() ![]() 入口のカード売り場で50,000キープ分買った。何故か2枚に分割されてしまっているのを渡された。 このご飯屋はメニュー表があり、英語表記までされている。おかずがたくさん並んでいる中で3品選んでご飯にかけてもらう。豆腐・豚肉・ブロッコリー・椎茸とかの辛くなさそうな中華風メニューにした。デザートコーナーでココナツジュースを注文すると、ココナツの果肉がいっぱい入ったものが出てきた。私はこんなものにも感激してしまうが、他のジュースも果物を直接使っているようだ。周りに自然がいっぱいのこの地方だと、輸入した原料より天然の果物を使った方が安いのかも知れない。ご飯もとても美味しかった。 し ![]() ![]() インド人のおばさんが近づいて、「日本人ですか?」と声をかけてきた。そう言えばここには白人の姿がない。全てが地元民としか見えない人達だ。 このフードコートでは何を食べても安い。辺りは食べ物屋さんに囲まれているから、何かが欲しくなってもすぐ手に入る。それに冷房も十分効いているから、外に出たくなくなってしまう。結局、11時50分に入って、14時15分までここにいた。 フードコートを出て辺りの店を見ながらセンター内を歩いてみた。衣類の店が圧倒的に多いが、アクセサリーの店も案外多いのだ。それにDVDの店。日本で馴染みのキャラクターも並んでいる。ここにも2階との間にエスカレーターがある。 2.よく分からないタウンバスの乗り場 時間的にはちょっと早いのだが、南ターミナルで切符も買わないといけないから、と思ってタラート・サオのバスターミナルへ向かった。 ![]() ![]() 乗り場をもう一度確認をしようと、プラットホームをぐるりと歩いて回る。すると29番バスが停まっているのが見えた。私は教えてもらった待合所の向かい側にいたのだが、そのもう一つ向こう、事務所などがある方に停まっていた。しかも、掲示されている時刻表には29の数字が書いてあったのだ。 そしてそのバスには、すでに乗客がたくさん乗っていて発車を待っている状態だ。入口に乗務員らしき人がいたので、デジカメに写してあった南バスターミナルのラオ語を見せた。するとOKのようで、乗るように言われた。 急いで乗り込んだ。今が16時20分だ。時刻表では16時は30分、40分、50分となっていたから30分発なの ![]() ![]() しばらく乗り降りがあった後、大きく左折し、広場に入って止まった。車掌のおじさんが、ここで降りるよう合図してくれた。バスやソンテウやトラックがいっぱいいる大きなバスターミナルだ。 バスを降りて辺りをぐるっと歩いてみた。広い、ぎっしりバスが並んでいる。しかもそのバスの殆どが、屋根に荷物をたくさん積んでいる。この迫力には圧倒される。日本では絶対に見る事が無いからだ。 待合所近くのミニスーパーで水を買った。600mlで4,000キープだ。街より1,000だけ高い。 切符売り場の上の時刻表を見てみた。やはりこのターミナルも、いろんな会社のバスが出ているようで、どれに乗ればいいかよく分からない。とりあえず、正面の売り場でパクセーまでのVIPバスを聞いてみた。20時30分発があると言う。料金が170,000キープだ。ベッドは嫌だから座席で、と言ったつもりだったのだが、切符にはBedNo.とか書いてある。 ![]() ![]() それにしても時間を持て余す。待合所のベンチに座って、何を喋っているのか分からないTV放送を見ていた。そしておもむろにサンドイッチを取り出して食べ始めた。美味しいのだが、やはりパンは朝の焼きたての方が良いようだ。 広場の隅の方にも食堂らしき店が何軒かはあり、客もたくさんいるようだった。 3.スリーピング・バスは、何と、ダブルベッドだった 切符にはバックナンバー6088と書かれている。乗る時も、トイレ休憩などの時も、目安になるから安心だ。薄暗くなり、乗り場の方には夜行バスがずらりと並んだ。そして、かなり早い時間から乗せてくれるようだ。このバスも20時30分発だが1時間以上前に乗車開始となる。 ![]() ![]() ところが、ベッドの頭の上に番号が2つ書いてあるのだ。17と19になっている。若しかして・・・。嫌な予感がしてきた。 しばらくすると、農家のおじさんらしき人がこのベッドに入って来たのだ。やはり二人用だった。恋人とか家族なら、返ってその方が良いかも知れない。私は一瞬、困惑した。 ちょっと話しかけてみたが全く言葉が通じないし、話す気もなさそうだ。仕方がない、しばらく辛抱するしかないようだ。ただ、この人は家族連れのようで、離ればなれになった家族の方を心配そうに眺めたり、何度も ![]() ![]() 出発間際になり、クッキーと豆乳、それに水の入ったビニール袋が配られてきた。 ラオスの路面はあまり良くない。横になっていると上下にかなり揺れるから、なかなか寝付けない。 ビエンチャンを出発してそんなに時間が経っていないのに、最初の休憩所となる幹線道路沿いのバスターミナルへ入った。バスが止まると大勢の乗客が出て行った。トイレはバスの中にも付いてはいるが、やはり外のトイレがいい。皆が集まっている所には食べ物屋台があり、小さな売店で買い物をしている人もいた。ベッドに戻り水だけ飲んですぐ横になった。 このターミナルを出た後も、何カ所かのターミナルへ入ったようだが、殆ど外へ出る人はいなかった。それなりに眠ったのだろう。 私も隣が多少気になりながらも、うつらうつら眠れたようだ。 Topへ 前へ ◀ ▶ 次へ |