メ コ ン の 流 れ と と も に 5 |
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1.『プラ・トリムラティ』は恋愛成就の神様 『民宿日出』からプラ・ラーム4とは反対側、テスコの裏の路を通って市内バスターミナルへ向かう。狭い道なのに車やバイクがひっきりなしにやってくる。それを避けながら端っこの泥路を歩く。 ![]() ![]() 大通りを急いで渡り、左側に見えるバスターミナルへ向かう。構内にはちょっとした待合所があり、何人かがベンチに座ってバスを待っていた。その先には小さな売店と食事ができそうな店があるが、この時間は閑散としたいた。 今日はこの後、サヤーム方面へ行くつもりなので、13番バスを待つ。 バスターミナル発着便は帰りは特に便利だ。降りるバス停を気にしなくて済む。最後まで乗っていれば良いのだから。 赤バスは安いが(6.5バーツ)車内は暑い。案の定、高速道路をくぐった辺りから渋滞が始まった。 ![]() ![]() この日も朝からたくさんの人が、線香と花を捧げてお祈りしていた。みんな一様に凄く真剣な面持ちだ。 この近くには、アマリンプラザの角にも有名な『エラワンプーム』、がある。こちらも願い事が叶うとしていつも大勢の人達で賑わっている。こちらは財運とか商売の御利益が高いようだ。願いが叶った人がお礼の舞踊を奉納するとかで、ラナート(木琴)の奏でる曲に合わせて踊り子達が舞をしているのをよく見かける。 イセタン側から入る。中は涼しくピカピカだ。そしてセントラルワールド ![]() ![]() どうも私には不似合いの気がした。そそくさとこのビルを後にし、前のBigCへと向かった。 BibCのフードコートはレイアウトが変わっていた。以前は壁面側に各料理店が並んでいたのだが、今はアイランド形式になっていて、それが3つある。ちょっとさみしくなった感じだ。テーブルは噴水池の辺りの仕切りで囲まれた場所と、入り口付近から壁面にかけて、たくさん並んでいる。私は壁面に座った。ここだと後ろに席も通路もないからスリに狙われる危険がない。 実は初めてバンコクに来た時、このBigCのフードコートで財布をスラれたのだった。街歩きでクタクタになって油断してたら、床に置いたカバンの中から財布だけを盗まれていた。フードコート内はプリペイドカードで精算するから、財布がなくなっているのに気付かずにいたのだが、ジュースコーナーに行くと、「ここ ![]() ![]() メニューはご飯におかず2品のぶっかけ飯とセンレックナーム。2品で70バーツだ。おかずは選択ミス、辛過ぎる。口の中と唇がしびれてヒリヒリする、これは食べられない。魚だけ身をほぐして何とか少し食べた。センレックも味の調整が下手で美味しくない。再び調味料の所へ行くのも面倒だからそのまま食べた。 その後はいつも通り豆類やフルーツを選ぶかき氷、こちらは甘くてとても美味しかった。 タイスキはあちこちでよく見かける、ここではポピュラーな料理だが、今回は『シャブシ』、の店がやたらと目についた。このBigCの4階にもOISHIのシャブシがあった。MKがタイスキでOISHIがシャブシなのか。このシャブシは、しゃぶしゃぶとすしを同時に食べたいニーズから生まれたそうだ。 2.セン・セーブ運河のリバーボートでカオサンへ BigCを出てラーチャプラロップ通りを北へ歩いた。そして運河の階段を下りて行き、プラトゥーナーム・ピアへ。ここからセン・セーブ運河の西側行きリバーボートに乗る。 座席に座ると、係員が器用にボートの縁をつたって料金を集めにきた。料金表には11バーツになっていたが何故か12バーツだと言う。爆音が響き、ボートはピアを離れ運 ![]() 透明度の低い泥水の運河なので、ここでは水しぶきに注意しなければいけない。それでも日本のど ![]() 何カ所かのピアで止まり、終点は昔の砦があった場所、パンファー橋の近くだ。 ここで降りて、すぐ向かい側にあるラーマ3世記念公園に行った。正面にラーマ3世が座っていて、こちらを見ている。その横にある白い風格ある建物が王室迎賓館だ。 ちょっとカオサン通りを覗いてみようと思い大通りを歩く。民主記念塔の横を通りTanaoRdを右へ入る。 ここまで人通りは少なかったが、やっと見えてきた、賑やかなカオサンロードが。多国籍と言うか、欧米人が殆どだ。ぶらぶら歩きをしている人や ![]() TVで見たホーチミンのブイビエン通りやデタム通りと全く同じ雰囲気だ。通りは ![]() ホテル予約サイトでも、価格の安い宿はやはりカオサンに集中している。ただ私はあえてカオサンは避けている。バックパッカーのような旅だけど、どうもこの雰囲気には馴染めない。 1つ北側の通りも歩いてみた。こちらは店も人通りも少ないが、やはり通りにせり出したテーブルでビールを飲みながら語りあっている人が多い。路地には1Kgいくらの洗濯屋や小さな食堂も多い。安く旅をする人が群れている街だ。 3.MBKフードランドの味は 国立美術館の横を通りチャオプラヤー川に出た。今度は王宮前広場の方に行ってバスに乗りたい。川に沿って南へ歩いて行くと、何とそこは学校の中の通路だった。この地区は学校が多く、国立劇場や国立博物館などの文化施設もある。先ほどは国立演劇舞踊学校の傍を通ったみたいだ。 そしてマハラート市場から先へ進み、テントの屋台街を通った後、並木道をしばらく歩くとバス停があった。MBK方面なので47番バスを待つ。 ![]() ![]() 47番バスは民主記念塔から中華街、フアランポーン駅北側を通ってナショナルスタジアムに着いた。結局、誰も料金は払わずじまいだった。 大通りを跨ぐ陸橋の階段を上って、東急側からMBKのビルに入った。目指すは6階フードランドだ。 クーポン売り場は食堂街と少し離れた場所にある。100バーツ分買った。先ずは豆類たっぷりのかき氷を食べる。汗も引き落ち着いた。テーブルは殆ど空いている。しばらくのんびりと休憩した。 しばらくして、メニューを見ながら店をぐるりと回ったが、どうも足が止まる店がない。仕方なくセンミーを食べる事にした。魚のすり身団子が何種類か入っているのだが、これがあまり美味しくない。調味料でいろいろ調整はしてみたが好みの味が出ない。やはりフアランポーン駅の味が最高だ。 MBKの中はいつも混んでる。衣類や携帯電話にみやげ物、やたらとゴミゴミしているのだが、この賑わいが楽しい。それにここには外国人も多い。こ ![]() 東急側からBTS駅の方へ出たが、2階の通路が使えないので一旦地上に降りる。 ![]() クロン・トゥーイ方面の13番バスはBigC側からなので陸橋を渡る。バス停と言っても場所がはっきり決まっている訳でなく、その辺り一帯がそうだ。ま、路線も多いし本数も多いから仕方ないのだけれど。次々とバスはやって来る。同じ番号のが連続で何台も来たりする。それでもなぜか13番バスが来ない。しばらくの間待たされた。 そして遠くに赤バスの13番が止まるのが見えた。するとみんなが一斉にバス目がけて走った。 暗くてバスが今どこを走っているのか分からない。往復で走る道路が違っているようだ。 バスターミナルから、大通りに沿ってテスコまで歩き買い物をした。明日は移動日なので果物は買わなかった。ここのポケットティッシュはシールのふたが付いていて珍しい。食品売り場には見切り品を買う客が大勢来ていた。 『民宿日出』に帰り、シャワーを浴びてすっきりしたのだが、エアコンが効かない。ここは21時からでないと運転できないようになっているのだが、もう過ぎている。事務所へ行って尋ねると、間もなく動きだした。 Topへ 前へ ◀ ▶ 次へ |
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