メ コ ン の 流 れ と と も に 28 | |
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1.チェー・ソイ111でXoiGa(鶏おこわ)を食べる ホテルを10時過ぎに出発。サイゴン川に通じる運河沿いの道を歩き、オンラン橋を渡って、グエンタイホック通りへ出る。そこから北へ進むと、チャンフンダオ通りとの交差点近くにチェーの有名店『CheMy2』、があった。いつもタム橋か歩道橋を渡るの ![]() ![]() CheMy2を見つけたが、今日は『チェーソイ111』へ行く事にしている。 ファングーラオ通りを横切り、公園の中の道をタイビン市場の方へ歩く。そしてグエンチャイ通りを横切ってしばらく行くとCOOPの店が見えてきた。更に歩き、病院を通り過ぎ大通りへ出た。 あちこち探したが見つからず、何人かの人に聞いてみた。地図で確認すると、COOPの前の三差路を入るようになっていた。COOPまで引き返すと、斜め前に『CheSoi111』があった。黄緑色と緑色のよく目立つ店だ。 Che確かCheMy2も外観は緑色だった。1階の席はいっぱいだったので2階へ上ろうとしたら、マネジャーらしき男性に止められた。そして1階の長いテーブル ![]() 店内は明るく清潔で、従業員は制服を着ている。黄色いシャツに ![]() メニューはXoi(おこわ)が一番多く13品もあり、Che(チェー)は4品、他にCuon(生春巻き)2品、BanhFlan(プリン)などがある。 私は、ベトナムナビでメモをしていた、XoiGa(鶏おこわ)、CheThapCam(五目ぜんざい)、SuongSaHotLuu(緑豆と寒天のココナッツミルクぜんざい)、を注文した。 XoiGaは、ほぐした香ばしい鶏肉がいっぱい載っていて醤油で甘辛く味付けされていた。肉はチョッと固いがなかなか良い味だ。ナビには ![]() ![]() Cheは、小豆、緑豆、白豆などにココナッツミルク、その上に氷がいっぱいの、チェータップカム。それとタピオカ、寒天、緑豆などにココナッツミルクがたっぷりかかったチェーだ。2杯は少々多過ぎかとも思ったが、汗をいっぱいかいていたので難なく食べられた。これで十分に水分補給もできた。 前に座った女性は生春巻きとゼリーを食べていた。 ベトナムはどこも安いが、と言うかB級の安い店しか行っていないのだが、この店は飛びきり安い。鶏おこわ25,000ドン、五目チェー5,000ドン、緑豆と寒天のチェー6,000ドンだった。何と全部で150円ほどだ。 こんな生活をしていると日本に帰れなくなってしまいそうだ。 ![]() ![]() 道端でドリアンを売っているおばさんがいた。熟しているような色ではないが、半分位は皮を剥いていてあったので売れたようだ。タイやマレーシアでも夏場はよく見かける光景だが、もっと茶色っぽい実だった。 2.チョロン、ビンタイ市場の喧騒 再びチョロンへ行こうと思い、チャンフンダオ通りまで出て1番バスを待った。 このバス停は3路線が停車するようになっている。 ![]() ![]() 152番 KhuDanCuTrung-SanBayTanSonNhat、この3路線だ。 チョロンのバスターミナルは広場が2つに分かれていて、それぞれ行き先が違ったバスが止まる。1番が着くのは手前の方で、鉄骨の柱に簡単な屋根しかない。 先回はすぐ龍のいる公園に出たのだが、今日は果物の露店が並ぶ路地の方を歩いてみた。パラソルが道路の中ほどまでせり出していて、果物や野菜を籠にいっぱい盛りあげて売っていた。 花屋などと違ってずいぶんと地味な売り場だが、向こうの方までずっと続いている。 果物は、パパイア、すいか(7,000、8,000)、ココナッツ、グァバ(4,000)、みかん(5,000~ 8,000)、薄茶色の丸い果物CongMut(12)、AnLien(10)、こんな値段になっている。単位が /kyになっているのだが、これは /kgの事なのか、それとも1個単位なのか分からない。CongMutなどの12とは12,000と思うのだが。 ![]() ![]() 緑の『すだち』位の大きさの実が房になっていて、その一つずつに福の文字の付いた金のシールが貼ってある。そしてピンクのリボンが付けられていた。これは一体何なのだろう。中華街だから縁起の良いものだろうけど。 奥の方のターミナルには、3階になったどっしりした建物があり、待合所になっているようだ。BEN XE KHACH CHO LON、と書かれていて緑のバスがいっぱい停車していた。 ここからすぐ前のビンタイ市場へ行ってみた。塔のような建物の下が入り口だ。この市場は卸売りが中心だから、段ボール箱や大きな袋を運んでいる人が多く、構内には荷車やバイクが行きかっている。私はサンダルや帽子の売り場が気に入ったのだが、何でもあるし品数も多い。恐らくベトナムで流通している商品は全て揃っているだろう。 ![]() ![]() 日本語で『ねずみ捕られる接着剤』、と書かれた平べったい紙製の物があったが、ネズミがこの上を歩くと足にくっつく器具なのだろう。需要があるのか山積みされていた。 建物の外の通路に出ると、ここもバイクや人でいっぱいだ。段ボール箱の移動などで混みあっていた。背丈程もあるような物を荷台に積んで出て行くバイクもある。やはり商売用の仕入れが多いみたいだ。 ビンタイ市場を出て、ハイトゥオンランオン通りからグエンチャイ通りへと通じる100m位の路地を次々に通り抜けてみた。ここも業種毎に集まっていて、珍しい商品群がたくさんある。その中で裁縫用品の店は糸の種類が凄い、辺り一面糸だらけだ。その近くには手芸用のあめ玉みたいなビーズが山積みにしてあり、種類も豊富だ。 縁起の良い漢字を書いてある掛け軸の店、仏具の店など、見るだけでもなかなか楽しめる。 ![]() ![]() 龍の公園の近くにあるカフェに入った。『CatDangCoffee』だ。コーヒーを注文したが、どうも居心地が良くない。エアコンは効いてるし、中が日本のきれいな喫茶店と変わらないのだ。ベトナム、しかもチョロンでこれはダメだ。 早々に出ると、前にある緑色のトイレに目が止まった。この有料トイレは売店も兼ねているようだ。ファングーラオ通りの公園にもあったが、こんな目立つ場所にちょこんと建っていても、入り難いのではないだろうか。 『ラマン』の情緒を求めて商店街から離れた路地をしばらく歩いた。華僑の文化が根底を成している5区のチョロンは、ホーチミンでも東の1区や3区とは全く違う文化と雰囲気があるようだ。 3.ドンコイ通りのフォー24へ 近くにあったバス停から1番バスに乗った。ベンタイン・バスセンターまで戻ると、横断するのがこの街で一番難しいと思われる、チャンフンダオ通りを横切ってベンタイン市場へ行った。 ![]() ![]() 夕食はこの近くにある、コム・ヘンの店、『クアン・ナムヤオ』へ行こうと思っていたが、お腹が空かない。 コム・ヘンは明日に食べる事にし、レロイ通りからグエンフェ通りの方へぶらぶら歩きをする事にした。グエンフェからドンコイ通りへ抜ける辺りにCDやDVDを売る店がいっぱい並んでいるのを見てしまった。 何だここに来ればいっぱいあったのだ。 ベーカリの店を覗いてみた。どのケーキも日本の物とは違っていた。白と淡いピンクの清楚な感じだが、見方によってはかなり地味だ。これに慣れていればこんなものだろうけど。果たして味の方はどうなんだろう。 ![]() ![]() あまり好きでない店だけど、フォーを食べたかったのだ。きれいなレストラン風になっているのが嫌だった。かと言って、道端でおばさんがやっている店も、今は未だチョッと抵抗がある。。 きれいなドンブリに入って出てきた。葉っぱとモヤシ、ライムが皿に載っている。さすがに清潔そうだ。でもエアコンの効いた、こんな場所で食べるようなメニューではない気がしてならない。 味は濃いめのスープで少し辛い。 私はよく讃岐うどんを食べに香川県に行くのだが、2玉とか3玉がどんぶりにど~んと入っていて、それを豪快に食べるのが好きだ。TVで女優さんが一本づつ食べているのを見ると、あれで本当の味がわかるのかな、と心配になる。フォーはそれと一緒にはいかないが、一気に食べるのがうまいと思う。だからエアコンは要らないのだ。 ドンコイ通りからサイゴン川の岸辺まで歩いた。夜のこの眺めは飽きる事がない。しかも座るにはちょうど良い石が並んでいるのだ。 辺りは人も多く安心だし、蚊もいない。しばらくサイゴン川の夜景を眺めていた。 そして、カンホイ橋を渡ってホテルへ帰った。 Topへ 前へ ◀ ▶ 次へ |
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